藍ちゃんの草木染体験「ぶどう染め」

ブドウが美味しい季節ですよね。
そうそう、ブドウには『アントシアニン』という色素が含まれていて、染め物にはピッタリなんだそうですよ。目にいいだけじゃないんですね!
今回は『巨峰染め体験』を紹介しますね
① ブドウをおいしく食べます
② 皮が集まりました。
③ 皮を弱火で煮詰めていきます。今回はブドウが少ないので、お水も皮が被る程度の少ないお水で煮てみました。
④ 染料をざるでこしておきます。
⑤ 生地を用意します。
今回は半衿を作ろうと絹の生地を使いました。
 金通しと言って、緯糸に金糸が織り込まれていて
所々キラキラしている生地です。
⑥ 生地の下処理で豆乳や牛乳に浸してから染めることもしますが、今回はそのまま乾いたまま染料に投入です!
 やっぱり、染料が少なかったです。生地が全部吸っちゃいました。生地に行き渡ったので、足りなくないから大丈夫でしょう!?!
きれいな色に染まったよ!!
⑦ 媒染をします。
【媒染(ばいせん)とは?】
天然の草木や果物の色素はそのままでは糸に定着しません。色素に化学反応を起こさせ、糸との結びつきを強くする為に用いられるのが媒染です。ミョウバン媒染・鉄媒染などの種類があり、それぞれ違った色に仕上がります。
今回も藍ちゃんはミョウバンを媒染に使います。
ミョウバンを溶かしたお水に 生地を入れます。チャプチャプゆすって、、、、
⑧ 水洗いをして、色が落ちなくなったら
染めの完成です!!
⑨ 軽く絞って、タオルに包んで パンパン!たたいて水けを取ります。
⑩ 湿っている間にアイロン仕上げをします。
完成しました。

湿っていた時よりも乾くと薄い紫色になりました。
きれいな色だからもっと大きなものも染めたいなと調べてみたら、、、

「4年後、和裁の匠になる」過去ログ置き場

東亜和裁(www.toawasai.jp)で2015年から2022年に連載されていた過去のブログを保管しています。

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