もう8月も終わりますね。学生の皆さんは、夏休みの宿題終わったかな?
東亜和裁では夏の体験会の第2弾『袴製作』が8月20日・27日に開催されました。
今日は華ちゃんも入所前に体験した『袴製作』の様子をご紹介しますね。
「袴って自分で作れるの? ヒダはどうなっているのだろう?」
皆さん、いろんな疑問はあるものの初めて作る袴作りを楽しみにして参加されました。
東亜和裁の袴の体験会は 1日で完成できるようにと後身頃は仕上げてあるんです。
前身頃の裾を三つ折りして、ヒダ折をします。
ヒダ折を最初から大きな布で作るのは心配。
だから最初は紙で練習です。
6本のヒダの山を折ります。①のヒダから順番に線にあわせて折っていくと、ヒダ折のお手本ができました。
それでは、アイロンを使ってヒダ折の作業です。
ヒダ折りが終わると『相引き』を縫います。『相引き』は聞きなれないですよね。袴の脇の部分です。
ここはミシンを使います。
次は『笹ヒダ』です。『笹ヒダ』も袴の名称です。
袴の両脇の、ひも付けの位置から相引きの上まで斜めにたたみこんだ笹の葉形のヒダなので、この名前がついています。
ずっと手縫いの作業が続きます。
笹ヒダが完成したら『ひも付け』です。
ミシンで縫ったら裏側は手で『くけ』ます。
袴の生地は厚くて、固くて、何度も針が折れてしまうことも!!
頑張って!!あと少し!!
完成したら、たたみ方を練習して.....
できました!!
:*:✼✿参加してくださった皆さんの感想です:*:✼✿
「手縫いは疲れたけど、完成したときの達成感があって、嬉しかったです!」
「和裁の良さを感じられました!!」
「研修生が真剣に作業していてすごいなって思いました!!」
参加した皆さんに、東亜和裁のこと・和裁のことをたくさん知っていただけたようです!!
嬉しいな〜!
•*¨*•.¸¸♪指導員の先生から•*¨*•.¸¸♪
「ひだ折りでアイロンを使ったり、ミシンがけをしたり、手縫いも「しのび」や「本ぐけ」など作業工程が多い女袴ですが、みなさん上手に仕上がりました。大学の卒業式で着る予定もあるそうです。楽しみです!!」
生地が硬かったり、笹ヒダの本ぐけ等、本当に難しそうでしたが、皆さん完成できました。
長時間、お疲れ様でした。
10月には 秋の体験会『グラニーバッグ製作』 が開催されます。
和裁に興味をちょっとでも持たれた方、華ちゃんとお揃いのグラニーバッグを作ってみませんか?
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