袴製作体験

8月22日に 金沢・新潟・仙台支部で 「袴製作体験」 が開催されました。このイベントは、先日行われた「浴衣製作体験」同様、「東亜和裁で和裁技能士になるイメージをつかむ」、「和裁技能士の仕事を疑似体験して将来の進路選択に役立てる」ことを目的に企画されています。
『ミシンを使うのも 久しぶりで....』 『和裁も洋裁も経験がないんですが...』 と、皆さん最初は不安な様子。
でも大丈夫です!!1日で仕上がるように準備してあるんですよ(๑˃̵ᴗ˂̵)و ヨシ!

「後身頃はほとんど完成!!紐も製作済みです!!今日は前身頃から仕上げまで作業して頂きます。」
先生の説明を聞いて、ちゃんとできるか心配していた皆さんも ホッとひと安心♡♡
それでは袴製作スタートです。
① 前身頃の裾を三つ折りします。
② 前身頃のひだを折ります。


『1枚の布がだんだん形になっていくのはすごく嬉しい~~』
③ 相引き(あいびき)を縫います。
相引きって??
「袴の脇の前後を縫い合わせた部分を相引きって呼ぶんですよ。」
④ 笹ヒダを作ります。
笹ヒダって??
「袴の両脇の、ひも付けの位置から相引きの上まで斜めにたたみこんだ笹の葉形のひだのことですよ。」
確かに、出来上がったひだの形は、笹の葉みたい!!
⑤前紐を縫って、くけます。
⑥裾をくけたら.....
⑦完成です!
完成した後は、お洋服の上から着付けの体験。
袴のたたみ方も教えてもらえます。
長~~い紐がキレイに畳まれましたヽ(•̀ω•́ )ゝ✧

「大変だったけど、めったにできない経験が出来て良かったです」
「自分で着られるものが出来て感動です」
「先生が優しく教えてくれて、楽しく出来ました」 
皆さん、正座で針仕事と 慣れないことばかりで疲れたようですが、やっぱり着られるものを作る達成感は大きかったようですね。
参加してくださった皆さん、 ありがとうございました(*'∀'人)♥*+

「4年後、和裁の匠になる」過去ログ置き場

東亜和裁(www.toawasai.jp)で2015年から2022年に連載されていた過去のブログを保管しています。

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