6月カレンダー 夢ちゃんミニ着物メイキング

「こんにちは!夢子です\(^-^)/」
6月といえば・・・ジューンブライド♡6月の花嫁さんですね♡
ひさしぶりに登場!の葵先生に聞いてみました!!
葵先生『おひさしぶりです!』
内側に着用する着物より一回り長めの丈で仕立てられ、裾には「ふき」といわれる綿をいれて厚みを出した部分があります。
「掛下」・・・ 打掛の下に着る振袖のことです。現在は花嫁衣裳の打掛の下に着るきもののことを指します。白地のものが一般的ですが、色打掛などを着用する場合は、上に着用する打掛の色合いに合わせます。
葵先生 ほかにも花嫁さんの衣装には色々な小物を使いますよ・・・♡
筥迫(はこせこ)・・・江戸時代より武家の女性が使っていた薄い箱型のもので、身だしなみを整えるために懐紙や鏡などを小箱に入れて懐にさしていたものが現代に受け継がれています。「いつも身綺麗にします」という意味もあります。
懐剣(かいけん)・・・もともとは房付きの袋に入った短剣で「いざという時は女性であっても、自分の身は自分で守る」という意味も込められ、江戸時代より母親から贈られる婚礼道具の一つです。現在では衣裳にその形だけが残り、剣は入っていません。
末広(すえひろ)・・・末広とは扇子の事で、先に向かって次第に広がっていく形状から「将来へ末広がりに幸福と繁栄が与えられますように」との願いが込められています。
帯揚げ・・・鹿の子絞りの帯揚げには"子宝に恵まれますように"との意味と想いが込められています。
今回の夢ちゃんミニ着物には、帯揚げ、抱え帯はちりめん生地を使いました。
筥迫(はこせこ)と懐剣(かいけん)は、ちりめんの生地で作り、房は刺繍糸で小さく梅結びをしてつくりました。
アイテムごとにどんな色にしようかな?これくらいのサイズかな?悩みながらも、全体の色合いがだんだん決まってきました!夢ちゃんに着せていきます♪
帯揚げ、帯締め、抱え帯は打掛と同系色の赤で可愛くきめました♪
打掛を羽織ってみました♪筥迫(はこせこ)懐剣(かいけん)末広をバランスをみつつ配置して、完成です!

「4年後、和裁の匠になる」過去ログ置き場

東亜和裁(www.toawasai.jp)で2015年から2022年に連載されていた過去のブログを保管しています。

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