東亜和裁では、冬の制服は着物。毎朝、着物に着替えて、一日作業をします。
一人で着物が着られるようになるのですが、「もっと勉強するよ!」という希望者は
『全国和裁着装団体連合会の着装認定試験』にも挑戦しています。
3級では『単衣の着物+名古屋帯』を自分で着る(自装)試験と、他の人に着せる(他装)試験を それぞれ18分で行います。
2級では『訪問着+袋帯』の自装と他装1級では『留袖』の自装と『振袖+ふくら雀』
講師では『振袖+文庫結び・立矢結び』
師範では『振袖+創作帯結び』と『男子礼装紋付き袴着付』 と勉強していきます。
研修生の間に 3級、2級と挑戦して、研修修了後にも月に一回の講習会に参加して、師範を取得される先輩もいるんです。
今回、師範の課題『男子礼装紋付き袴着付』の講習会が名古屋支部で開催されました。
今、着装の勉強中の研修生から、修了生の先輩、師範を取得されて先生たちも勉強会に参加されました。
講師の先生は、全国和裁着装団体連合会の副会長『鈴木榮治先生』。
先生はいつお会いしても着物。着物生活を送るようになって20年とのこと。「着物は着ることで着こなされていく!」とお話しいただきました。
着物姿がなじむまでにはたくさん着ることが大切なんですね❤
まずは補正の説明。今日のモデルさんはほっそりさん。
「モデルさんが細いからと言って、ただただお腹を膨らませた補正じゃダメなんですよ!!モデルさんの体型に合わせた補正をしましょう。補正のし過ぎも良くないです」
と私たち、女性にはわからない男性の体型、着心地のことなどわかりやすく説明して頂きました。
いつも着物を着ている先生が話してくれることはすべてが感心する事ばかり!!
着付けの方法はもちろん!着心地の良い着付けのこと、先生が自分で着る時の工夫、試験の時に気を付ける事
・・・いろいろなお話が聞けました。
鈴木先生は、もちろん『和裁技能士さん』。
お昼休憩のあとは実技練習です!
今回初めて、男子礼装にチャレンジ。
今年は4名の師範に挑戦する先輩!!
『男子礼装はしっかり勉強できたので、3月の認定試験に向けて、頑張って練習します!!』
試験の課題は、長襦袢が着付けてあるところから 13分で着付けます。
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