平成28年春の研修:金沢より

春の研修で、加賀指ぬき作りを体験しました。
人数も東亜会OGさんを含む16名と多くなったため、講師の先生の御好意で支部での体験になりました。
講師は日本手まりの会副会長、加賀手まりの会主宰高原曄子先生。
先生はご結婚後、義理のお母様と手まり作りをはじめられ、金沢に残る古い手まりの復元や刺繍手まり、多画体手毬を研究し制作と普及活動を続けていらっしゃいます。

まず土台作りから始めます。自分の指の太さに合わせて紙を巻きます。
ここで華ちゃんは大きいと柄も大きくなり良いのでは...?と思い大きな輪を作りました。
それが後々とんでもないことに.....(・_・;)

指ぬきの裏にあたる布を巻きます。OGの先輩、必死です!
外れないよう縫います。
丸みが出るよう細い糸を巻きます。「真ん中を高くなるように巻いてくださいね」と先生からのアドバイスです。(昔は真綿を巻いたそうです)
印をつけ、糸を選び、かがります。
「糸が交差するよう、土台の際をすくって」・・「進む方向を間違えないように・・」と先生のお言葉が・・・なかなか難しい・・・(@_@;)
いつの間にか進む方向が逆になってたり、糸が交差してなかったり・・・
そのたびに先生からの「やり直しましょう・・・」    
ムムム・・・・・(^_^;)皆四苦八苦です。

かれこれ2時間くらいたつと仕上がってくる人も出てきました!
ここで華ちゃんはと・・・まだ半分にもなっていません!!!
そーなんです!大きくするとなかなか進まないんです・・・・・・(・_・;)
でも最後はなんとか仕上がりました。    良かったです!
高原先生から「色々な柄もあるのでこれを参考に作ってみてください」とご自分の本を2冊もいただきました。
あとがきより・・
針仕事は、日常の生活で見られなくなりましたが、趣味の針手芸は多彩で色々と楽しまれています。手毬と指ぬきは針で糸を円周上にかがりまわって糸の交差で模様を織り出す共通性のある手芸です。(中略)

「4年後、和裁の匠になる」過去ログ置き場

東亜和裁(www.toawasai.jp)で2015年から2022年に連載されていた過去のブログを保管しています。

0コメント

  • 1000 / 1000