東亜和裁では春と秋にお出かけ研修が行われています。いつも研修生と指導員と一緒にどこに行こうか相談して行先を決めているんですよ。今回は仙台支部から『漆塗りの体験』のレポートが届きました。
下地塗りの作業です。
茶・赤・黒の3色から選びます。
茶・・・柿渋
赤・・・柿渋 + ベンガラ
黒・・・柿渋 + 黒鉛
刷毛で塗ったら、ティッシュで拭きとり、ドライヤーで乾かします。
ムラが出来ないようにふき取るのは難しかったですが、ムラも良いアジということで。。。
ちゃんと持っていないと箸が転がってしまって大変!!
次は漆塗りです。
漆は最初は薄い茶色。空気にふれて酸化すると黒色に変化するんですよ。ビックリしました。
漆を塗る刷毛は、女の人の髪の毛を使っているそうです。固さ!太さ!油分!がちょうど良いそうです。
漆は20~25年くらいかけて育てて、1本の木からとれる樹液は
200ml程度なんですって。とても貴重ですね。
乾かすためには一定の湿度が必要だそうです。カラカラのところでは乾きずらいって、驚きです。
先生が仕上げをして送ってくれるそうです。
出来あがりが楽しみです。
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