針供養

2月8日は『針供養』。
お世話になった針に感謝するとともに裁縫の上達も祈う行事」

針は着物の時代の大切な道具。
江戸時代に針の労をねぎらい裁縫上達を祈る祭りとして広まったそうです。
東亜和裁名古屋支部では、近くの神社の神主さんが教室に来て、ご祈祷をしてくれました。
今日は研修生のみんなと東亜和裁教師会(東亜和裁を修了した和裁技能士の先輩)の皆さんも参加して行われました。
お子さんを連れて参加された先輩・素敵な着物姿で参加された先輩・和裁をず~~と続けられている大先輩。たくさんの和裁技能士の先輩たちに会えました。憧れちゃいます❤❤

厳かな雰囲気で針供養が行われました。
玉串奉てん。
2礼2拍手1礼。敬虔な気持ちになります。
折針や曲がった針をお豆腐にさしました。
なぜ豆腐に、古くなった針を刺すかというと・・・
1年間一緒に働き、折れ、曲がり、錆びなどによって、使えなくなった縫い針を供養し、お豆腐やこんにゃくなどの柔らかいものに刺し、楽をして休んでもらいたいという意味があるそうです。和裁技能士はもちろん、針を使うお仕事の畳職人さんたちもこの日を大切にしていらっしゃいます。

さて他の教室でも針供養が開催されていましたよ。
四日市支部では近くの諏訪神社に行ってきました。
卒業した先輩たちも一緒にみんなで神社まで歩いていきました。

少し前まで雨の予報だったけれど日差しが暖かくて、例年よりもいいお天気☀
神社へ針とお豆腐、供物をを持参して、お豆腐に針をさして祈祷しました。

その後、神主さんからお守りをいただきましたよ!

針供養の後は、道具を大切に丁寧に扱おう!と気持ちも新たに研修に取り組めます。
その他の支部の写真はピンタレストに→http://pin.it/gtwVJMQ

「4年後、和裁の匠になる」過去ログ置き場

東亜和裁(www.toawasai.jp)で2015年から2022年に連載されていた過去のブログを保管しています。

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