足袋の日&秋の研修・静岡支部の巻

今日 10月8日は 『足袋の日』なんですって!
良い機会なので『足袋』について色々勉強しちゃいましたよ!
足袋の後ろについている金具は「小鉤(こはぜ)」と呼ばれ、こはぜを引っ掛けるループを「受け糸」(または掛け糸)と呼ぶそうです。
こはぜの数もいろいろありますが、「4枚こはぜ(上の写真)」や「5枚こはぜ」が一般的。
冬の制服の時に履く足袋は「長時間正座するので、足首を締め付けが少ない4枚こはぜが良いよ」、袴姿の足袋は「底が深くて足首が見えにくい5枚こはぜが良いよ」と教えてもらいました。
『なるほど!! 着物に合わせたり、着物を着る場面に合わせて足袋も変えると良いんだね』
それから、足袋の色。
白足袋は改まった正装場面からカジュアルな場面まで、幅広く着用できるけど、柄・色足袋はカジュアルな場面だけとなっているそうです。
能舞台弓道場などは白足袋着用でなければあがれないことが多く、相撲の土俵も白足袋以外の着用は認められないそうです。
『いろいろな色の足袋や小さな模様の足袋も可愛いなぁって思うけど、白色の足袋をピシッと履いている姿も素敵!! 足袋にも色々なお話がいっぱい。もっと時間がある時に調べてみよう!』
10/6に行われた静岡支部の秋の研修は『足袋製作体験』でした。
足袋作りの様子をご紹介しますね。
こちらが先生のお手本。みんな頑張って仕上げましょう!!
自分たちで用意した生地を使って足袋を作ります。材料は表地裏地、それから生地が厚い底の部分の生地3種類の生地を用意しています。
最初に 印をつけて
裁断します
今日はミシンを使って縫いますよ。
いつもまっすぐ縫っている研修生のみんなはカーブを縫うのに苦戦!
コテかけをしてひっくり返します。
こはぜの部分は「くるみボタン」と「ループ」で仕上げます。
足底と縫いあわせの仮縫い中。指の部分が細かいなぁ。
指の部分のミシン掛け。タックがよらないように縫うのが難しいぃ~。慎重に縫ってますよ。
作品が完成しました。
『かわいいぃ~~』とみんな大満足。『色違いでまた作ろうかな?』

静岡支部の冬の制服の足元は色とりどりで可愛いんだろうなぁ~~(ღ✪v✪)。゚
今度、静岡支部の先輩に足袋作り教えてもらおう!!
さて今回の静岡支部の秋研修。お食事が豪華だったそうです!!
メインディッシュを選んで、他はビュッフェ♪ なんとメインのハンバーグはフォアグラのせ!
デザートも大盛りですね〜♡いくらでも入っちゃいますもんね!

「4年後、和裁の匠になる」過去ログ置き場

東亜和裁(www.toawasai.jp)で2015年から2022年に連載されていた過去のブログを保管しています。

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