9月12日(土)、13日(日)は東京商工会議所の和裁検定試験があります。
東亜和裁では2級と1級に先輩たちが挑戦しています。↑東京しごとセンターで開催されます。
9月11日(金)に、コテやくけ台等、和裁道具一式・着物・大きな荷物を持って出発されました。
みんな、頑張って!
東京商工会議所の検定は 3部門に分かれています。
①実技試験 (事前準備した着物を時間内に仕上げる)
② 部分縫い試験(コートや袴、子供物などの片身頃を仕立てたり、一部を仕立てる)
③ 筆記試験 (和裁の常識や裁断図解などの問題が出題される)
先輩たちは、合格に向けて、時間を計って着物を縫う『コンペ』をしたり、授業の後に、部分縫いの練習をしたり....それぞれ努力されていました。 いつもの力を出し切って、合格しますように(๑•̀ㅂ•́)و✧←おまもり
先輩が勉強をしていた筆記の問題に、『模様の名前』を記入するものがありました。
着物や帯や帯揚げなどの小物などによく使われる模様で、昔からある文様には意味を持つものが多くあるそうです。そういえば!!矢絣も縁起の良い模様だったなぁ~~
麻の葉
麻の葉を図案化した正六角形の模様。麻はすくすくと真っすぐに伸びることから、子供の成長を願って産着に多く用いられた文様です。
七宝
同じ大きさの円を4分の1ずつ重ねた模様。七宝の円形は円満を表すことから、縁起の良い吉祥文様です。
籠目
竹かごの網目を文様化した模様。鬼が嫌う魔除けの力があるとされている文様です。
鱗
正三角形や二等辺三角形が連続した模様。脱皮をする蛇を連想させ、厄を落とし再生するという意味があり、厄除けの文様となっています。
青海波(せいがいは)
波を扇状の形で描いた幾何学模様。無限に広がる大海原に絶えず繰り返される穏やかな波のように、平穏な暮らしがいつまでも続きますようにという願いが込められた吉祥文様です。
まだまだたくさんの文様があります。意味や模様の成り立ちを知ると、なるほど!と思うことがいっぱいあって、面白いですよね!これから、着物を縫うだけでなく、着物の柄のこともたくさん勉強したいなぁ~~。
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