クイーン・プリンセスコンクール&合宿2021

12月4日、東亜和裁名古屋支部にて第30回和裁日本一クイーンコンクール第7回和裁日本一プリンセスコンクールが開催されました。
クイーンコンクール・・・2、3年生が対象で競技課題は袷着物。右袖、表身頃と裏身頃のたて縫いまでを準備し、当日に左袖作りと表裏の衿つけ~完成までを5時間で行います。
プリンセスコンクール・・・1年生が対象で競技課題は袷長襦袢。今年から少し競技課題が変更となり、袷長襦袢の表身頃と裏身頃のたて縫いまでを準備し、当日に両袖作り、身頃の胴接ぎ~完成までを5時間で行います。
両部門とも仕立て上がりの美しさと速さを競います。
  
  
例年は名古屋支部に各支部から選抜された選手が集まり、事前合宿とコンクール本番を行っていましたが、昨年は初のオンラインでの開催でした。
  
今年は2年ぶりに名古屋支部に出場選手が集まり、開催することができました!!
  
  
今年3年生の夢ちゃんはクイーンコンクールに参加です!
「トロフィーとネックレス素敵だなぁ~!!!クイーン目指してがんばるぞ!」
  
  
  
コンクールの前日と前々日には事前合宿も行われました。  
  
  
  
  
本番同様のタイムトライアルを行い、出来上がった作品をみんなで見たり、本番へ向けてのアドバイスや、部分縫いの勉強会も行いました。
  
タイムトライアルではクイーンコンクール参加選手もプリンセスコンクール参加選手も、支部で練習していた時よりもタイムが短縮!!!本番に向けて、良い調整が出来てきました!!
  
  
当日は開会式から。
  
そして開始時刻になり緊張のなかスタートしました!  
午前は競技3時間。着物、長襦袢とも袖作りから。少しでも速く!そしてきれいに縫いあげるためにどの選手も集中して針うち、運針、こてがけ、とひたすら手を動かしていきます。
  
  
  
  
夢ちゃんもストップウォッチとにらめっこ。どんどん縫っていきます!!
  
  
あっと言う間に午前中3時間が過ぎ、午後からは残りの2時間と延長時間60分。着物は身頃の中とじ、長襦袢は袖付、衿付けに入っていきます。
  
  
規定の5時間を過ぎ、半数くらいの選手が5時間以内に仕立てあがりました!
  
「12番、夢子、完成しました!!」
夢ちゃんも無事に完成です!!
そして全選手が延長時間以内に完成。未完成選手は誰一人いませんでした!!!
  
  
交流会のあとはドキドキの表彰式。
  
  
  
  
参加選手全員時間内に完成させることができて、合宿とコンクールの期間だけでも大きな成長を感じました。これまでの練習に加え、合宿と本番をやりきって、無事完成できたこと。大きな自信を持ってください!!!
  
  
特に1年生は初めてのコンクールでした。初めて自分が仕立てた長襦袢に点数や順位がつきました。精一杯頑張りましたが悔し涙を流す選手も・・・。
  
ただただ純粋に必死に頑張ってきた姿を想うと、本当に全員に1位をあげたい気持ちです。
  
  
コンクールで良い成果をだせた選手も、失敗したところや悔しい思いをした選手も、この経験は自分の成長に必ずつながっていきます。頑張った自分を褒め、さらなる上達を目指して今後の研修に励んでください!
  
みなさま、本当におつかれさまでした!!!

「4年後、和裁の匠になる」過去ログ置き場

東亜和裁(www.toawasai.jp)で2015年から2022年に連載されていた過去のブログを保管しています。

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