今年も全国和裁技能コンクールの時期がやってきました!
全国和裁技能コンクールとは、和服の縫製技術を競い合う全国レベルの大会です。
東亜も毎回出場している大会で、研修生にとってひとつの目標でもあります。
全国コンクールは、長着の部と長襦袢の部に分かれています。
長着の部では、袷着物の縫製を途中まで準備しておき、会場で左袖縫い、表衿付け(共衿含む)をし、完成させます。
この大会に先立って東亜では事前合宿が行われます。
今年もすべての支部から選抜された研修生が名古屋支部に集まってきました!
初日はみんなでコンペをします
コンペとは、競技時間をはかり、本番と同じ内容で行う練習のことです。
「限られた時間のなかでいかにきれいに仕立てられるか!?」
「お袖の振りのコテがけもきっちりやらないと!」
長着の部の競技時間である5時間半は、着物をまとめ上げるにはぎりぎりの時間です。そのなかで集中力を切らさず縫うのはかなり難しいことなのです!
2日目は勉強会です
上手にできている先輩たちからこつを聞いたり、自分がうまくできない部分を他の人はどうやってやっているのかを聞いたりします。
他の支部の人や先輩に聞くなど、普段とはまた違ったいい機会になりました。
3日目は勉強会の内容をいかしてコンペをしました
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