葵先生の着物ミニ知識

今回は半衿についてご紹介します。
半衿は長襦袢の衿に縫いつけて使う布で、きものを着た時に衿から少し見える部分になります。
おしゃれにもなるし、長襦袢やきものが直接肌について汚れないようにする役割もあります。
私にも半衿がちゃんとあるんですよ。
半衿はフォーマルな場面では白の塩瀬が無難です。生地によっては、夏用と冬用に使い分けるものもあるので、注意が必要です。TPOにあわせて選べるといいですね。
でも、今回はカジュアルな半衿の紹介をしたいと思います!
右から刺繍半衿小紋柄半衿青ビーズ半衿白ビーズ半衿です。
刺繍半衿はきものの色、柄の邪魔をせず、何にでも使いやすいので重宝します。
小紋柄半衿は布を半衿の大きさに切れば、どんな布でも半衿になります。カジュアルなお洒落をする時には、きものにあわせてオリジナル半衿をつけても楽しめます!
ビーズ半衿は着るとひんやり冷たくて夏には気持ちいいです。
ビーズがあるぶん、ちょっと衿に厚みが出てしまうのと、するするとすべってしまい着付けが難しいのが難です。でもビーズがあるぶん下の生地に汚れがつきにくいのでいつもきれいです。
また半衿の話をしたいと思っています。お楽しみに!

「4年後、和裁の匠になる」過去ログ置き場

東亜和裁(www.toawasai.jp)で2015年から2022年に連載されていた過去のブログを保管しています。

0コメント

  • 1000 / 1000