華ちゃん研修日記  12月8日(土)

12/8は『クイーン・プリンセスコンクール』本番でした。関西では針供養だった場所もあるようですね(東亜は2/8にしますが)
朝から選手のみんながそわそわ準備をしています。
みんなの前に飾られたトロフィー、副賞の景品・・・
いつもと違う雰囲気に緊張する気持ちはよくわかります。
選手の子たちが少しでも落ち着くように華子もオブザーバーとしてみんなをリードしていきたいと思います!!
開会式、研修訓の読み上げのあとに先生の注意事項があり、いよいよスタートの時間が近づいてきます。
「5秒前、4、3、2、1、始めてください!」
「やらなければ!」という思いや、「できないかもしれない。」
そんな不安で手が震えます。今までたくさん練習してきたはずですが、
「送り出してくれた先生の期待に応えたい」「きれいに縫いたい」そんな気持ちも高まって
どうしても緊張してしまいます。
午前中の3時間が終わりました。
今回のコンクールは着物のクイーンも長襦のプリンセスもどちらも直前合宿よりもさらにスピードがはやく、会場全体がすごい熱気を帯びています。本番の緊張感で急に成長することがありますが、全員がそんな感じです。オブザーバーとして参加している私も焦ってしまうほどです!
午後あっという間の2時間が過ぎて閉会式が始まりました。
クイーンと準クイーン、プリンセスと準プリンセスの名前が呼ばれました。
表彰とトロフィーそして副賞が手渡されました。みんな、おめでとう!
2年生にとっては初めてのコンクールになります。初めて自分の縫った長襦袢に順位や点数がつけられました。スピードは驚くほど成長しましたが、まだ綺麗さが思うようには縫えません。
全国から選抜で選ばれてきた研修生ですが、ここで悔しい思いをしてさらに速く、綺麗に!
高みをめざしていってくれることと期待しています。

「4年後、和裁の匠になる」過去ログ置き場

東亜和裁(www.toawasai.jp)で2015年から2022年に連載されていた過去のブログを保管しています。

0コメント

  • 1000 / 1000