四日市支部・春のおでかけ研修レポ

毎年、春と秋に開催される『東亜和裁のお出かけ研修』
それぞれの支部で行きたい所を決めて、お出かけしながら、いろいろな体験を通して見聞を広める研修が行われます。
いつもの和裁の研修と違って、支部のみんなでランチして、製作体験したり、美術館を見学したり... 毎年みんな楽しみにしているイベントです!!
各支部のお出かけ研修の様子をご紹介します。今回は.....
~~四日市支部~~
 四日市から名古屋方面に電車で10分のところにある 『桑名』『桑名の千羽鶴体験』にお出かけです。
体験場所は 『六華苑』
六華苑は、国の重要文化財に指定された洋館と、池泉回遊式庭園を持つ和風建築。
鹿鳴館を設計したイギリスの建築家ジョサイア・コンドルさんが設計されたそうです。
和風の建物は、中も洋館とつながっています。
長~い畳廊下と板の廊下があり、数部屋の和室がつながっています。
外の庭園も散策した後、お抹茶とお茶菓子をいただきました
今回体験した『桑名の千羽鶴』
今回は、美しい庭園を眺めながら3種類の折り鶴体験をしました。
あらかじめ製図された和紙をハサミで切って鶴を折っていきます。
まずは「拾餌(えひろい)」
大きい鶴のくちばしの先に小さい鶴がいて、2羽の鶴がつながっています。
次は「花見車(はなみぐるま)」
大きい鶴の両羽先に小さい鶴がいて、3羽の鶴がつながっています。
最後に「楽々波(さざなみ)」
同じ大きさの4羽の鶴がくちばしの先でつながっています。
鶴が折れる人なら出来る...そうですが、なかなか難しいです。
ポイントは
① 大きい鶴→小さい鶴の順で折ること、②空中で折ること、③同時進行ではなく1羽ずつ完成させて折ること。だそうです。
最初は慣れない作業に苦労しながら折っていた研修生のみんなも、段々上手に折れるようになってきたようです。
最高90羽の鶴もつなげて折れるって!!
ちょっと私たちには難しいけど、10羽くらいつながったのも折ってみたいな。
楽しいお話をしながら連鶴体験が出来ました。

「4年後、和裁の匠になる」過去ログ置き場

東亜和裁(www.toawasai.jp)で2015年から2022年に連載されていた過去のブログを保管しています。

0コメント

  • 1000 / 1000