10月22日(土)に技能五輪全国大会の競技が開催されました。
『和裁』の課題は右袖と身頃の印付けと裏地は背・脇・胴ハギまで準備したものを9時間で完成させます。
こちらは昨年の第53回の金賞作品です。
表裏のつりあいもピッタリ。きれいな作品でした。
スタート前はみんな緊張気味、先生と一緒にストレッチをして、気持ちを和らげました。
『始めて下さい!』の先生の合図で一斉に作業開始。
6時間の作業で、裾まで完成。少し遅れ気味です。
10月23日(日)作業、2日目の朝です。
山辺町民総合体育館の駐車場では大きな虹がかかっていましたよ。
良いことがありそう!!
選手が作業しやすいようにと、会場ではこんなに大きなストーブを使って、朝早くから
温かくしてもらいました。
残り3時間、一生懸命縫いました。
東亜和裁の選手も1日目の遅れを挽回して無事完成。
10月24日(月)は閉会式でした。
会場の入り口にはメダルがズラーリ!
『金賞のメダルは漆が塗られているのでかじらないようにお願いします!』と会場でアナウンスされてましたよ。
閉会式前には、各種目の競技の様子が上映され、盛り上がりました!
そして、閉会式スタートです。
岡部技術委員長より
『成績以上にこれまでのプロセス、全力で取り組み技能、精神面でも鍛えられたことが大切です。
今後は 仲間への思いやりの心
成長続ける心 (更に技能向上を目指して下さい)
未来を想う心 (後輩を育てて下さい)』
と温かい講評がありました。
成績発表は 『サプライズ方式』
スクリーンに選手の名前が敢闘賞、銅賞、銀賞、金賞と発表されていきます。
発表されるごとに『キャ~~、ワァ~~!!』と大きな歓声が起こりました。
選手以上に観客席にいる、先生たちが『よし!!よくやった!!』と喜び合っていましたよ。
みんな今まで一生懸命練習してきたんですよね!!
『東亜和裁』 では 敢闘賞を頂きました。
とっても重たいメダルです。
来年は違う色のメダルを目指すぞ!!
最後に『山形県知事』さんから『栃木県知事さん』へ
大会旗の引き渡しが行われ、閉幕しました。
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